ムーラン・ルージュ

 映画『ムーラン・ルージュ』の挿入歌たちです。
ビデオでこの映画を観た長男が、心奪われ私に教えてくれたものです。
長男は毎晩毎晩繰り返しビデオを観て、その音楽にひたっておりましたっけ。

舞台は1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。作家を目指してパリに出てきたばかりのクリスチャンは、このクラブの花形スターであり高級娼婦のサティーンと恋に落ちる。が、彼女を我がものにしようとする公爵が登場し、悲劇が起こる。「ロミオ&ジュリエット」(96)のバズ・ラーマン監督がミュージカル映画に挑戦。音楽、振り付け、撮影、編集、美術、衣装ともに同作のスタッフが集合、一大映像絵巻を展開。

2001年製作/128分/アメリ
原題:Moulin Rouge!

監督   バズ・ラーマン
脚本  バズ・ラーマン   クレイグ・ピアース
主演  ニコール・キッドマン ユアン・マクレガー

(映画COM 作品紹介より)

 

『Nature Boy』でこの物語は幕を開けます。
この曲はもともと、黒人のピアニストで歌手である「ナット・キング・コール」の歌声で世に広まりました。
このように、ここで歌われる曲は、ほとんどが人々の耳に馴染んだ既製曲のアレンジです。
1889年~1900年ころのパリを舞台にしていながら、使われる曲は20世紀のポピュラーサウンドたち。
 印象的な「声」たちが魅力です。
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唯一 映画のためにプロデュースされたのが次の
『Come What May』です。
デュエットラブソングの最高峰といわれる一曲なのだとか。

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映画・COMのページではこの映画について、次のように評されておりました。

ムーラン・ルージュ」は「見るテクノ」だ。「見る音楽」と言ってもいいのだが、テクノが「感情」ではなく「感覚」に作用することを目指す音楽であることを思うと、やはりテクノと言ったほうが正確だろう。この映画はテクノ同様、「感覚」に作用する。その色彩と速度と律動で、観客を陶酔に誘う装置なのだ。

なるほど!!
次の『Your Song』は「エルトン・ジョン」によって歌われていたもの。
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こちらは、イギリスのロックバンド「クイーン」の曲ですね。
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『El. Tango.de Roxanne』 ことらはイギリスのロックバンド「ポリス」の『Roxanne』のアレンジです。
濁った低音の声と、ユアン・マクレガーの朗々とした声が交互に・・・時に重なり響きあい、情念のからんだ駆け引きが繰り広げられます。


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ダンスがかっこいい!!