Ave Maria

※ほぼ、メインブログの記事『Ave Maria』より転記した内容となっております。
 
 2021年も仕舞いとなりつつある今日この頃・・・。

「ああ、あの曲」
とふと思い出した音楽があります。

あの曲を・・

以前、あるCMで使われた曲。
聴いたとたんに魅せられて、テロップとして流された歌手名をメモし、CDを手に入れたのでした。

しばし聴いたあとCDラックにお蔵入りしているあの曲・。
久しぶりに引っ張りだし、我が至福タイムである昨晩・・週末の夜に聴きました。

Aaron NevilleAve Mariaです。

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ブログに残すべくYouTube検索をしたところ
Ave Mariaだけでいくつもヒット!!
どれにしようかな??

CD収録のものに近く、MVのイメージが、曲にフィットしたこちらをまずは・・。

www.youtube.com

Aaron Nevilleについては、こちらの方の記事が読みやすく、その魅力を端的に語っておられます。


blog.goo.ne.jp
一部抜粋しましょう。

とにかくその歌声! 甘く滑らかな地声と天空から降り注ぐようなファルセット。人はそれを“ゴールデン・ヴォイス”と讃えます。そしてその黄金の声を震わすように、そして信じられない高低差と振り幅で次々にコブシをまわす歌唱法は、まるで山々にこだまするヨーデルのようでもあり、それは“山彦唱法”とも“黒いヨーデル”とも評されます。
アーロンの歌唱法のルーツについては古いドゥー・ワップやカントリーのヨーデルなどがあるそうですが、それにしてもユニーク。こんな歌い方する人、他にいませんよね? アーロンの後にも先にもアーロン無し。まさにワン・アンド・オンリーなシンガーなのです。

ヨーデルについても調べてみました。
こちらはWikipediaからの抜粋です。

ヨーデルはヨーロッパのアルプス山麓の牧童が仲間と呼び交わすのに使用した、独特の裏声が元になっている。ファルセットと低音域の地声を交互に織り交ぜるようにして歌うのが特徴。
また、アルプス地方のヨーデルアメリカ合衆国に伝わり、カントリー・ミュージックと結びついてカントリー・ヨーデルウェスタン・ヨーデル)(英語ではyodelと綴る)というアルプスのヨーデルとは違った一つのジャンルを形成した。当然、旋律や歌詞の主題そして歌唱法など大きく異なる。

そうなのです。
ネヴィル氏の、雄牛のような身体から発せられる、温かく繊細な歌声・。
この声・・・この声が揺らぎ行き来する。

同じ曲ですが、こちらはライヴ映像です。
さらにスローに歌われています。
伴奏はシンゼサイザーでしょうか???
バレリーナさんの優雅な姿も見ることができますよ。


天にも昇る・・・・そんな心地です。
お聴き下さいませ。



www.youtube.com

SLAVAのAve Maria

そして・・・
こちら。

Ave Maria
・ファルセット
とくればスラヴァです。

先に紹介したネヴィル氏のライヴ映像、そしてスラヴァのこの映像では、
繊細な発声の技によって声が生み出される、その様・・表情を見ることができるのが魅力です。

www.youtube.com


f:id:kyokoippoppo:20211204075402j:plain:w200:leftスラヴァは「Ave Maria」の曲を集めたCDも出していますが、私はその中でもこのカッチーニのアベ・マリアが好きなのです。



 今回紹介したアーロン・ネヴィルが歌うアベ・マリアは
シューベルトのものです。
スラヴァについて興味を持たれた方は、こちらをどうぞ!!
手前味噌で恐縮ですが・・。
kyokoippoppo.hatenablog.jp